最終更新日 2024年11月1日
投稿者:T・K
厄年に1型糖尿病になり、丸3年が経過した去年の暮、突然病魔が襲ってきました
。
結果、血管の炎症の病気で内蔵の炎症が上から始まり、下まで下がっていくといった感じで、当時は分からず、最終的には腹痛でのたうち回り、入院する羽目に・・・。
入院してからは食事を摂らず、絶食治療で約一か月点滴のみで生かされました。
そして、一カ月ぶりの食事、固形の無い汁だけの粥に、味噌汁のうわべ汁だけ入れたような薄い味噌汁を口にした時、食事を食べる当たり前の事が出来るようになった喜びと感動を味わうことができ、とても美味しく感じたことを覚えています。
また、家族の中から一人いなくなり、日頃は当たり前になって、「ありがとう」という感謝の気持ちすら薄れてしまった家族の有難みをお互いに再確認することができました。
ここで、治療に当たってくれた病院スタッフ、休みをカバーしてくれた会社の皆様、入院生活を支えてくれた家族に「ありがとう」と感謝の言葉を送りたいと思います。
当たり前なことが当たり前にでき、当たり前にある事は、実は当たり前ではなく、それができる喜びを我々は忘れているだけかもしれない。